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[40w1d~2d] 陣痛~出産までのこと
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8月15日。
朝から10分間隔だった陣痛は結局22時頃まで続いた。
微弱な陣痛でほとんど痛くなく、おそらくちょっと辛い生理痛程度のもの(生理痛がほとんどない人なので、辛い生理痛というものがよく分からないのだけど・・・)。

22時過ぎ。
6~7分間隔に縮まってきた。
10分間隔より短くなったら病院へ電話することになっていたので、そろそろ・・・と、思いながらも、動けるうちは家で自由にしていたかったので、まだ動かず。
出産経験者の友人に「陣痛ってこんなものなの??」なんてメールのやりとりをして過ごす。

日付が変わって8月16日0時過ぎ。
いよいよ病院に入院。早速、陣痛室に通される。
例のNSTを付けられ、陣痛の進み具合をチェック。
それまでよりも痛みが強く感じられ、仰向けで大人しく寝ているのがちょっと辛い。でもまだ、看護士さんと冷静に会話できる。
子宮口の開きは、まだ1cm。初産の場合、1時間に1cmずつくらい開くそう。
10cmで全開だから、朝の10時頃には分娩室に通されて、うまくいけばお昼頃には我が子と対面できる・・・などと想像してみる。

夜中~朝方にかけて、痛みが増してきた。
何度も寝返りを打って痛みを逃そうとするけれど、どの向きになっても辛い。起きていた方がまだ楽。深く深呼吸して痛みを逃す。
あまりの痛さに2度嘔吐。2度目の嘔吐の時、破水した。
それからは気分が悪くて、食事は食べられず、水分も少しずつしか飲めなかった。

10時。
陣痛が辛いなか、内診。さらに辛い。
子宮口は7cmまで開いている。あと3時間くらいがんばれば・・・とちょっと気が楽になる。
気を紛らわそうと、助産士さんがいろいろと話しかけてくれる。正直言ってそれどころではなく、受け答えする声も弱々しい。

13時。
ようやく次の内診。この3時間は長かった。
そろそろ全開?!と期待するも、9cm。惜しい・・・。
早く楽になりたくて、思わず「まだ分娩室には行けないんですか?」と聞いてみる。
「9cmまで開くともっと陣痛が強いはずなんだけど、まだ弱いからもう少し様子を見ましょう。」とのこと。がっくり・・・。
ちなみにここまで陣痛が進むと、普通に会話ができないくらいわめく人もいるのだとか。それに比べると私はまだ普通に話せているらしい。
・・・うーん、そうでもないんですけど。

15時頃。
家族が少しの間、立ち寄ってくれた。
ちょうど陣痛の波がおさまっている時で、しばらく冷静に話をしていたけれど、それも束の間。また波が押し寄せてきた。こうなると深呼吸するだけで精一杯。

16時。
やっと、全開!
「分娩室に行きましょう。」と助産士さん。
待ってましたと言わんばかりに、弱りながらも目を輝かせる。

16時15分頃。
いよいよ分娩台の上でいきみはじめる。
「いきみたかったら、いきんでいいよ。」と助産士さんに言われたけれど”いきみたい時”というのがいまいち分からない。
「いきみたい時って、自分で分かるんですよねぇ。」などと、間抜けな質問をする私。
とりあえず、陣痛の波が来たらいきめばいいみたいなので、波を待つ。
来た!と思って、いきむもののタイミングが合わず。
いきむと、それまでの陣痛よりも数倍痛い。
なんだか、陣痛室にいた時よりも陣痛が遠のいているような・・・。いきんだ時の痛みを知ってしまい、無意識に痛みを逃していたのかもしれない。

17時。
そうこうしているうちに、別の助産士さんに交代。日勤は、きっかり17時で上がるのね・・・。
結局1時間近く、うまくいきめず、仰向けから横向きにスタイルを変えてチャレンジ。
この方がいきみやすい。やっと”いきむ”ことに慣れてきた。
助産士さんに手伝ってもらいながら、何度かいきむと、何かが降りてきて挟まっている感じがしてきた。
もうすぐ発露*というところで、先生がスタンバイ。また仰向けに。やっぱりいきみづらい。
自分では長く息を止めていきんでいるつもりなのだけど、「もっと長くいきんで。」と言われる。
「もう、無理~。」と思いながらもがんばっていきむ。そのうち苦しくてうまく呼吸ができなくなる。
「もう髪の毛が見えてるよ。赤ちゃんが苦しがってるからゆっくり深呼吸して。」と言われ、忘れかけていた「苦しいのは自分だけではない」ということを思い出す。
息を整えて、今までよりもなるべく長くいきんでみる。
「次で赤ちゃん出てくるからがんばって!」
本当に次のいきみで出てくるのか半信半疑ながらも、とにかく長めにいきむ→失敗→もう1度最後の力を振り絞っていきむ・・・

18時13分。
次の瞬間、ヌルッと生温かいものが出てきた。
「出てきましたよ!」という助産士さんの声と共に抱き上げられた娘は、苦痛に顔を歪めていた。
あまりにも苦しそうな顔をしていたので、開口一番「あら、苦しそう。」と言ってしまった。
「よくがんばったね。」とか「ありがとう。」という言葉をかけてあげるつもりでいたのに・・・。
初めてかけてあげる言葉としてはいかがなものか。

何分か前までの痛みが嘘のよう。おなかも随分軽い。
この時点ですでに冷静さを取り戻していた私。
「胎盤が出まーす。」の助産士さんの声に普通に「はーい。」と答える。
胎盤が出ると、さらにおなかが軽くなったのが実感できた。

私の処置の後、コットに入れられた娘とじっくりとご対面。
まだ眉間にシワを寄せて、苦しそうな顔をしている。
私がうまくいきめなかったばかりに、申し訳ないなと思いながら、じっと見つめてみた。
まだ光しか認識できない彼女の方もじっとこちらを見ている。
さっきまで私のおなかの中にいたのかと思うと信じられない。

それにしても、実際に産んでみると、それまでの辛さがまるでなかったかのように忘れてしまうから不思議。
まさに、案ずるより産むが易し。
早速、明日から彼女との生活が始まる。

続きはこちら>>

*発露(はつろ)
赤ちゃんの頭が出口から見える状態。
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by kangaroo_nissi | 2006-08-29 00:39 | 11ヶ月~(40週~)

出産報告
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8月16日(水)18:13、2,945gの元気な女の子を無事出産しました。
本日、親子共々退院です。
おって、出産以降の日誌をupします。
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by kangaroo_nissi | 2006-08-22 21:55 | おしらせ

[40w1d] (おそらく)陣痛中
内診のおかげで昨日からおなかの張りと’おしるし’が続いている。
先生のゴッドハンドが早速効果を発揮?!

今朝6時頃、おなかの張りで目が覚め、トイレに行くと、もしかしたら破水?と思えるようないつもと違う’おしるし’があった。
早速webで調べてみたけれど、どうやら破水ではなさそう(本当は自己判断はよくないのだけど・・・)。
再びベッドに横になると、やっぱりおなかが張るし、だんだんと生理痛のような痛みを伴うように。
いよいよ陣痛?と思い、一応間隔を計ってみると、7~10時までの3時間位は、見事に15分間隔!
そうは言っても、それほど痛くないし、半信半疑なこともあり、合間に眠ったり、朝食をとったり、掃除をしたりしながら、引き続き様子見。
10時以降(つまり、これを書いている現在)は10分間隔になってきたみたい。でも、まだ痛みも弱いし、微妙・・・。
前回の妊娠の手術のとき、先生や看護士さんから口々に「痛みに強いですね。」と言われたけれど「痛みに鈍い」が正しいと思う(笑)

それにしても、陣痛中にブログを更新しているとは、なんだか不思議というか我ながら呑気。
これから、そんな余裕もなくなって、尋常じゃない痛さが襲ってくるんだろうな。昨日、隣のベッドで苦しんでいた妊婦さんのように。
「明日は我が身」と言ったけれど、本当に翌日、我が身に降りかかろうとは・・・。
そんなことより、もうしばらく10分間隔が続くようなら、病院へ行こう。初産だから、そう慌てることもないのだろうけど。
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by kangaroo_nissi | 2006-08-15 12:28 | 11ヶ月~(40週~)

[40w0d] 40週目の検診(出産予定日当日の巻)
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出産予定日。今日も検診に行って、いつもどおり平穏に過ごす。
相棒は3,014gまで成長。先週から200gも増えている!
このところ、ほとんど変化がなかった私の体重も増え、妊娠前より7kg増。妊婦としては優秀な数字だけれど、ここまできて増えるとはなんだか納得いかない。
もうすぐ妊婦生活も終わりと思って、食事にもあまり気を遣わなくなったことが数字に表れたのね、きっと(涙)

NSTの結果をみると、まだそれほどおなかは張っておらず、産まれる気配すらなし。
NSTのために通された部屋は、陣痛室だったらしく、隣のベッドでは今まさに陣痛で苦しんでおられる妊婦さんが。
同じ出産を間近に控えた妊婦とはいえ、まだピンピンしている私。分娩監視装置を付けられて30分ほどベッドで横になるだけだったので、苦しそうな妊婦さんを横目に熟睡しそうになってしまった。
そういえば、前回の妊娠の手術で、麻酔が切れるまで陣痛室のベッドに寝かされていたときも、朦朧とした意識のなかで誰かが「痛い~~。」と唸っているのが聞こえたっけ。
・・・明日は我が身。

続く内診でも、この時期にしては子宮口がまだ硬いとのこと。
今日の内診は、やけに痛いなぁと思っていたら、先生からひとこと。
「おなかが張りやすくなるようにしておきました。」
・・・一体どんな術を使ったのか(笑)
ちなみに、前回の検診後の’おしるし’は内診によるものだったということが判明。これも立派な’おしるし’だそう。

とりあえず、今週末また、NSTのために通院することになった。
それまでに産まれてたりして・・・。
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by kangaroo_nissi | 2006-08-14 23:29 | 11ヶ月~(40週~)

[39w6d] 徒然
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あれよという間にお盆休み。
先日の’おしるし’らしきものも治まり、気分も盛り下がり気味。
彼女は予定日ぴったりにやって来るつもりなのかしら。だとしたら、私の性格にそっくりかもしれない→スケジュールどおりに進まないとなんだか気持ちが悪い(もしくは前倒しじゃないとね。笑)。

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胎動は少なくなってきたとはいえ、窮屈なおなかの中で相変わらず”ぐにょ、ぐにょ”ゆっくり動いている。おもしろいので、金の豚をおなかに乗っけてみた。豚も一緒に”ぐにょ、ぐにょ”。

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明日にもXデーを迎えるかもしれない今の心境をつらつらと。
お産に対しては、怖さとか不安感はそれほどない(人生の中のほんの一時にしか過ぎないし、経験がないからよく分からないというのが正直なところ)。
私がかかっている病院は母子同室だから、産まれたその日から赤ちゃんのお世話をすることになるのだけれど、それもあまり抵抗はない(むしろ退院後のリハーサルができて心強い。おまけに出産直後はナチュラルハイになって寝なくても平気なタイプだと思う、私の場合・・・)。
でも、その後はじまる彼女との長い長い付き合いについては、やはりそれなりに考える。
「子育てというものは自己犠牲の上で成り立っている」という言葉を耳にしたことがある。
実は、もともとすごくこども好きだったわけでも、いつかは必ず産みたいという信念をもっていたわけでもなかった私。だから妊娠するまでは「なんで、犠牲を払ってまでこどもを育てたいのか」なんてことをよく考えていた。
「自己犠牲を払ってでも変えがたいものがあるから」ということは漠然と分かっていたつもりでも、それは何なのか明確な答えは見つからなかった。
出産を目前に控えた今現在。
「きっと、その答えは産んでみて、育ててみてやっと見出せるもので、それでもまだ模索している人もいる。しかも、その答えはひとつではなくて人それぞれなんだろうな・・・」あたりまではなんとか辿り着いた。
自分なりの本当の答えは、いつ見つけられるかしら。生きていく上でのお楽しみがひとつ増えた気がする。
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by kangaroo_nissi | 2006-08-12 11:51 | 10ヶ月(36~39週)

[39w1d] おしるし?
昨日からおしるし*のようなものがあり、ますます緊張感高まる。
外出しながらも「今、陣痛が来たら辛いな・・・。いや待てよ、陣痛ならまだしも、破水しちゃったらそのまま入院かぁ・・・。」などと冷静に考える。
内診の後、出血が見られるケースもあるので、判断がつかないのだけど。
もし、これが’おしるし’なら今週中には・・・?!

*おしるし
 少量の血液が混じったおりもののこと。
 子宮口が少しずつ開き始め、卵膜が子宮内壁からはがれて出血する。
 色はピンクだったり、茶褐色だったり、人によってさまざま。
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by kangaroo_nissi | 2006-08-08 21:09 | 10ヶ月(36~39週)

[39w0d] 39週目の検診
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おなかの張りが頻繁に感じられるようになってきた今日この頃。
そろそろ子宮口が少しくらいは開いてもいい頃・・・と期待しつつ検診へ。
相棒は2797gまで成長。私の体重はここ数ヶ月ほとんど増えないままなのに、この子はすくすく育っている。私の分の栄養まで吸い取られてる??
内診によると、まだ子宮口は開いていないけれど、少しやわらかくなってきたとのこと。
この調子だといつ出てきてくれるのだろう・・・。「いつとは言えないけれど、来週の検診までに産まれてるかもね。」とはお医者様の弁。
子宮底長も腹囲もここ数回の検診で大きな変化はなし。いよいよ、Xデーまで秒読み?!
来週の検診でちょうど40週0日。それまでに産まれなければ、NST*でおなかの張り具合を診るそう。この1週間でドラマチックな出来事が起こるかもと思うと、ちょっとドキドキ。

*NST(=ノンストレステスト)
 おなかの赤ちゃんが元気かどうか、お産のストレスに耐えられるかどうかを調べる方法のひとつ。
 おなかに分娩監視装置などをつけて胎児心音、子宮の収縮、胎動を観察するもの。
 直前まで元気に動いていた赤ちゃんがお産に耐えられずに死産になったり、お産の直後に亡くな
 ったりすることは必ずしも予測できないが、この検査である程度の予測がたてられる。

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母から私や姉がこどもの頃に着ていた晴れ着を譲ってもらう。
30年前のものなので、どことなくノスタルジック。お揃いの被布が可愛い。
七五三の時に着せたい(←また気が早い)。
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by kangaroo_nissi | 2006-08-07 15:43 | 10ヶ月(36~39週)

[38w5d] まあるいおなか
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何ヶ月も一緒に過ごしてきた愛着あるまあるいおなか。あと何日、目にすることができるだろう。
おなかがぺたんこになる前に、もうすぐ会えるこの子が確かに私のおなかの中にいた証しをおさめておこう。
数日後には、泣きながら呼吸をして、私たちの目の前に現れる・・・この感覚、どんなにイメージしても今はまだ他人事のよう。
それにしても、3ヶ月前と比べると相棒も私も随分大きくなりました。
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by kangaroo_nissi | 2006-08-04 12:15 | 10ヶ月(36~39週)

[38w2d] ベビードレス
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透かし編みのシンプルなドレス。
退院の日かお宮参りに着せたい。
ほんとうはハンドメイドしたかったのだけれど・・・。
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by kangaroo_nissi | 2006-08-02 12:26 | 10ヶ月(36~39週)


1度の稽留流産を経て授かった2人目のbaby。そのマタニティライフの記録。
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